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執筆者の写真HIDETO KAWASAKI

明けましておめでとうございます

【目次】


皆様、明けましておめでとうございます。

2023年を迎えました!


改めて2022年を振り返ってみると(というより初当選から振り返ってみると)、


  • 未だ猛威を振るう新型コロナウイルス

  • ロシアによるウクライナ侵略、そして中台の緊張、北朝鮮のミサイルによる挑発

  • 大雨や豪雪などの災害

「疫病」「戦争」「災害」という、まさに人類の3大苦ともいうべき出来事が降りかかった年でした。


残念ながらこの傷は未だに癒えたわけではなく2023年においても引き続き解決に向けて動かなければなりません。



ちなみにこのブログでは、「2023年の政策はこうだ!」とか「こういう政策をやる」みたいな話はしません!


だってまさにこの世は生き物!日々変わる中で、このブログに書くことでマニフェストみたいな感じになっても嫌なので!(それに2022年でできなかったことをしっかりやることが先決なので


なので、ここでは僕の2022年の所感と2023年の目標を書きます。

#政策的な話はFacebook限定グループにでも書こうともいます


※Facebook限定グループっていうのは別ブログでご説明しています!


 
どうやって生き残るか

さて、政治家としての1年目を過ごしたわけですが、率直に申し上げれば「動けば仕事があり、動かなければ仕事はない」です。



自民党本部で開催される会議は多種多様にあります。会議への参加は任意です。

もちろん全部出席できればいいのですが、時間帯が被りまくっています。


その他議員連盟の会議も党本部以上にあります。

勧誘の仕方はそれぞれで、お声がけいただくこともあれば、ポストに勧誘案内が投げ込まれていることもあります(こっちの方がほとんどかな)



いずれも、年次関係なく意見を言えることが特徴なのですが、参加してすぐ感じたことは「発言するだけでは、ただの”やかましい新人”で終わってしまう」でした。


だって、単純にうざいじゃん!?



うざいと思われたらその先に仕事はないだろうなぁと感じちゃったので、「まずは雛壇の議員の方々に直接アプローチして存在を知ってもらう」作戦に変更しました。


デジタル社会推進本部に関しては、平井卓也本部長、平 将明web3PT座長、小倉 將信事務局長に直球で「川崎といいます。ぜひお手伝いしたいので入れてください」と志願しに行き、


フェムテック振興議員連盟に関しては、宮路拓馬事務局長に「飯奢ってください!」と後輩らしく(?)アタックしにいったり



特に「飯奢ってくださいV作戦」は1期生の今しか使えない作戦なので、乱発しまくってます(笑)


そうでもしないと、国会のルールとか自民党のルール・マナーなどは研修で教えてもらえるわけではないので知ることができないんです。

先輩に食わせていただきながら、質問しまくって知識を得てます!


知識増える・覚えてもらえる・お腹いっぱいになる


1石3丁の効果です!!



こうしていくつかの会議体では役員を拝命いたしました。(履歴書参照

拝命したからには、しっかりと勉強しなければいけませんが、プレッシャーを負わないと勉強しなさそうなので!

 

焦りがあったのも事実です。


なにせ周りを見渡せば、前知事・役人(管理職)・アジアNO.1弁護士・F1レーサー・地方議会経験者など、同期のバラエティ豊かなこと!


世襲バリバリの私はどこか劣等感を抱きながら、払拭するためには動き回るしかなかったです。


ましてや、中高の友人はよく知ってますが、本当に机に向かって勉強することができなかったので、とにかく体験をして覚えることに力を注ぎました。


メタバースやNFT、AIアート、DAOなんかはその最たるもので、とても見聞だけで分かるものではありません。


〜君は君のままでいいんだよ〜

というセリフがありますが(あるんか?)、


正直


「君は君のままでいいんだよ」=「勉強しなくていいんだよ」「現状維持でいいんだよ」ではないです!絶対!!



法律も税制も周りと比べて詳しくない私が、政治家として生き残るためには行動力しかないと思っています。



 
いい意味での「根回し」と「コネ」

去年1年は様々な政策提言に関与させていただきました。

1期生ですので、「政策提言」ってどうやって進んでいくのか全く知りませんでした。


よくよく調べてみると、省庁の方々と意識合わせをしながら提言書のライティングが進むようです。



ただし!!

私も関わらせていただいたweb3PTの提言書は全く違うやり方でした。初めての政策提言体験は全くの亜流手法でした。


同期・塩崎彰久率いるその道のプロの弁護士チームと、web3PT議員、各関係省庁の面々で小チームを結成し、それぞれで話し合いながら提言書を作成したものを持ち寄るというスタイルです。


この話についていくためにはとにかくメタバースやNFTといったweb3分野を体験してみるしかなかったですし、時には出身であるNTTにお願いして技術的なところも教えてもらいました。



それだけ新しい分野で、まさにハイプサイクル上の「幻滅期」に入っているものですから正攻法で政策提言が党の政策になるとはとても思えませんでした。だけど業界のみんなからは切望されている状態!



そこでweb3チームがそれぞれ手分けして関係する部会の先輩方に個別に説明に行くという”根回し”を行いました。この辺りは会社と同じですね。


なにせ政策を進めるためには多くの仲間・理解者が必要ですから、仲間づくりのためにはこうした”根回し”がちょ〜重要になってくる訳です。


そして”コネ”!

コネっていうとめっちゃいやらしい、なんか裏口入学的なニュアンスに捉えられちゃうんですが、語源は「コネクション」です!


これがめっちゃ重要で!


例えば塩崎彰久さんであれば、経済界・法曹界

神田潤一さんであれば、財務省・金融庁・フィンテック業界

僕でいえば、(ギリギリ)情報通信業界にコネクション・ネットワークがある訳ですが、この手駒を多く持っていることが重要な訳です。



そうした意味においては、僕自身はドコモ時代11年いたけれど、あまりネットワークが増えなかったので、ここは悔やまれます。

今思えば、法人担当とかやっておけばよかったな〜と思いますね。



そんな中で、株式会社PoliPoliの伊藤和真さんに出会えたのは本当に良かったです。


彼は25歳ながら大学在学中に起業したナイスガイで、コネクションも多い!

彼の紹介でいろんな業界の方にお会いすることができました。



だから政策を考えるときに「この分野に詳しい人どなたかいらっしゃいますか?」と聞くと教えてもらえるので、0からコネクションをノッチラノッチラ作る時間が圧縮できてます。



まぁ今更僕がこんなこと言わなくてもみんな「知ってるよ」って思うと思うのですが、改めて「根回し」と「コネ」の重要性を感じた訳です。

 
2023年は自分の武器を見つめ直す

2022年は右も左もわからない中で、焦りと弱点をとにかく感じてしまった年でした。

まぁこればかりはどの職業でも感じるだろう壁ですし、もう41歳いい大人なので、そこで立ち止まってるわけにはいきません。


改めて自分の長所は何だろうかということを見つめ直してみようと思います。



失敗したらそれをデータにとって、改善する。ダメだったらすぐやめる。

とにかく行動してみようと思います。(政治活動も後援会活動も)




そして、Tech政治家を目指すべく、いろんなテクノロジーやネットサービスに触れてみようと思います。

今は本当にいろんなテクノロジーが出ていて、でも政治家が敬遠していると何も活かされません。

元祖・Tech政治家は小林史明さんに任せますが、僕は僕で自分なりにやっていこうと思います。(政治家っぽくないって言われることもありますが、昔ながらの政治家を望むんかい?ってw)



チャレンジしてみてダメだったらやめます!

成功したら大手を振るって皆様に紹介します。



最後にすこ〜しだけ政策的野望

最後にすこ〜しだけ政策的野望をいうと、

教育に「お金」に関する勉強を入れたいなと思っています。


今年はスタートアップ政策に関与させていただきましたし、NISAやiDeCoのような投資強化を岸田政権では打ち出しています。


一方で、自殺・犯罪の理由には確実にお金が絡んでくる。

web3の世界も「怪しいもの」「よくわからない」といって親が遠ざけてしまうと、子供たちはせっかくのチャンスに触れないまま終わっちゃう。

#海外の子供はNFTでお菓子代くらい稼いでるぜ


みんなお金って重要なものだと知っているのに、税制も稼ぎ方も何も学生時代に学ばないじゃないですか。


本当にこれには焦りと憤りを感じるので。



というわけで


またぜひ今年も川崎 ひでとをどうぞよろしくお願いいたします!



衆議院議員 川崎 ひでと





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