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【ホンネ会議#8】【悲惨】質問内容〇日前通告!?国会質問のありえない裏側

⚠️こちらの記事はSpotifyのビデオポッドキャスト”川崎 ひでとのホンネ会議”を文字起こしし、生成AIにて自動要約させたものです。


📻音声配信についてはコチラから



どうも皆さんこんにちは!衆議院議員の川崎ひでとです。


「川崎ひでとのホンネ会議」、第8回目です!

今日も聞いてくれて、そして見てくれて、本当にありがとうございます。 今回は、総務大臣政務官としての「ぼやき」回です(笑)。


つい先ほどまで総務委員会に出ていたのですが、なかなか大変だったので、その舞台裏を皆さんに聞いていただきたいと思います。



総務委員会で電波法・放送法改正案を審議


今日の総務委員会では、電波法と放送法の改正法案が議題となっていました。


簡単に言うと、

  • 現代は、一人で携帯電話だけでなく、タブレットやデータ通信端末など、複数の端末を持つ時代になっている

  • DX関連の製品を開発するスタートアップ企業や大手企業が増えている

  • これらの製品はデータ通信を行うため、電波の周波数帯が逼迫してきている

という背景があり、新たな周波数帯(6GHz帯以上)を解放することで、スマート農業や遠隔医療などの新サービスに活用できるようにしよう、という法案です 。


この改正法案について、議員から総務省に対して様々な質問が出され、私が政府側の答弁者として対応しました。



質問の詳細が分からないまま答弁!?


今日の委員会で特に大変だったのは、質問の詳細を事前に把握できなかったことです。

国会の委員会では、議員が政府に質問する際、2日前までに質問内容を提出するのがルールとなっています。


総務省の担当者は、提出された質問について、議員に直接ヒアリングを行い、質問の意図や背景などを確認します。 この作業を「門取り」と言います。


しかし、今回は、

  • 質問が出てきたのが前日だった

  • 質問状に「問い合わせ不可」と記載されていた

  • 政府参考人(質問内容に詳しい専門家である役人)の同席が認められなかった

という異例の事態となりました。


「問い合わせ不可」となっているため、役所側は質問の詳細を確認することができません。 質問の意図や背景が分からないため、ありとあらゆるケースを想定して、膨大な量の想定問答集を作成する必要に迫られます。 今回は質問が出てきたのが前日だったため、担当者はほぼ徹夜で作業することになってしまいました。



働き方改革はどこへ?


国会では働き方改革が叫ばれていますが、これでは役所の職員の皆さんが疲弊してしまいます。 働き方改革を推進すべき国会議員が、その足を引っ張るようなことをしてはいけないと思うのです。


もちろん、野党の議員が、政府側の答弁が不十分な様子をSNSで拡散するなどの意図があるのかもしれません。 しかし、委員会の最優先事項は、法案の問題点を指摘し、改善することであるはずです。 そのためには、政府側も十分に準備をして、正確な答弁をする必要があります。


今回の件は、今の日本の政治の現状を象徴している出来事だと感じました。



質問者との間にわだかまりはないけれど…

委員会後、質問した議員の方と話す機会がありましたが、とても穏やかな方で、個人的な感情のわだかまりはありません。



ただ、質問内容を事前に知らせない、問い合わせもさせない、というのはやはり問題です。 今後このようなことがないように、改めて訴えていきたいと思います。



今回は、総務大臣政務官としての「ぼやき」をお届けしました。 それでは、また次回のホンネ会議でお会いしましょう!

 
 
 

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