音声配信はコチラから
おはようございます。衆議院議員の川崎 ひでとです。
今週も「毎週ひでトーク」を聞いていただき、ありがとうございます。
この配信では、私川崎ひでとの政治活動の中で気づいたことや、思ったこと、時事ネタ、ぶっちゃけ話などをお話ししてます。
そして、この音声配信は
女性・ママのチャレンジ・社会での活躍を推進。
はたらくひとの喜びが、高い生産性につながる。はたらくママも嬉しい(まかせる企業も嬉しい)事業支援サービス#AnyMaMa(エニママ)さんのご協力のもと、ブログとnoteに文字起こしをしております。
今は、
朝の散歩をしながらこの音声配信を収録しています。
最近ちょっと太ってきたので、
新しいランニングシューズを買って
体重を減らすために頑張って歩いています。
今六本木2丁目を歩いています。
歩きながらの収録なので、
周りの方に見られても怪しくないように
携帯電話を耳に当てて
まるで誰かと電話しているような雰囲気を醸し出しながら、
実は収録しているという、
そんな小賢しいテクニックを使って収録しています。
もしかしたら、車の音とか聞こえるかもしれませんけれども
ご容赦いただきたいなと思います。
さてさて、
昨日令和5年度の当初予算が参議院を通過して
無事に成立いたしました。
114兆円という大きな金額が
今回当初予算として成立したんですけれど、
これはもう前々からお話している通り
防衛費
そして子供政策、DX、GX、
こうした大きな柱が今回あって、
それに対してしっかりと予算を積んだ
ということになります。
ただこの中でも、また予備費を5兆円ほど積んでいるんですけれど、
すぐにまた2兆円ほど使って
LPガスとかの価格高騰対策
こうしたものに充てることになります。
さあそんなわけで
今日は、我々の仕事の紹介をしたいと思います。
この時期、川崎 ひでとは何をやってるのか、と。
端的に言ってしまえば、今は
6月の政府の「骨太の方針」に向けた提言書
っていうものを書いてます。
「骨太の方針」っていうのは
Googleとかで検索してみもらえればすぐ出てくると思いますが
この令和5年度の予算をさらに細かく噛み砕いて、
「今回はこういうことします」
っていう方針が政府から出てまいりますので、
それのいわゆる
仕込み
を我々自民党議員というのはやっています。
どういうプロセスを経てこれをやってるのかというと
皆さんご存知の通り、
自民党というのが非常に大きな組織なので
議員みんながそれぞれいろんなことを言っちゃうと
全くまとまらないということになりますので、
やっぱりしっかりとした会議体というのを持っています。
これはね、
大企業
と同じ仕組みだと思います。
僕は今、
デジタル人材育成PT(プロジェクトチーム)
情報通信インフラ特命チーム
っていう二つの会議体の事務局長をやらせてもらっています。
会社でいうところの「主査以下」のグループみたいな感じなんですけれど、
まずここで一つの提言書っていうのを作ります。
こういうことを政府はやるべきだ、
というね。
そういうものを提言書っていうんですけれども、
政府がこれに対してやるべきだ
というものをまずまとめて、
それをチームはみんなで作り上げて承認します。
それが終わるとその次に
「親会」っていうものをかけます。
「親会」っていうのはデジタル人材育成PTだと、
その上がデジタル社会推進本部というところなので、
そこに対して議案を提出して、
そしてそこで、またみんなであーだこーだ言いながら、
その議案を良くしていって承認します。
これが会社で言えば「~課」っていうやつですかね。 課長以下「~課」っていう感じで、それをしっかりと議論して進めます。
それが終わると
今度それが「政審」っていう、
(正しくは政調審議会っていうと思うんですけれども)
政調会長を含めた政審メンバーの会議体で、これを付議します。
これがいわゆる会社でいうところの「部」の会議ですね。
「部」の会議っていうところに上げて
そしてそれが通ると、
今度は党の一番最高機関である
「総務会」っていうところに提出されます。
これが会社で言うところの執行役員会ですね。
一番上のレイヤー。
ここで承認されて初めて政府に対してものが言えるっていう、
めちゃくちゃ長いプロセスを踏みます。
なんでこんなプロセスが長いのかというと、
これはさっきお話をした通り、
自民党って本当に大きな組織なので、
みんなの意見をいっぺんにワーッて言っちゃうと全くまとまらないので、
ちゃんとした会議体を経て、
そして厳選たる審査を行った上で、初めて政策になるっていう。
全然いい加減なことをしてないんですよ。
厳密に厳しくやっているので、
我々の自民党の政策っていうのは
しっかりと地に足がついてるものになっているし、
それにスピードもそういう意味だと、
いろんな工程を踏むから遅い
と思われるのかもしれません。
遅いには遅いなりの理由がある
ということですね。 本当は早くしなきゃいけないんだけどね。
そういった形で我々の政策っていうのは、
初めて政府に提案できる
こういうふうな形になっています。
さらに実は予算が絡むと、
「部会」っていうところも通さなきゃいけないので、
お金を使うことには、本当にシビアにしっかりと考えていく
っていうスタイルをとっています。
事務局長をやってみて初めてわかったんですけども、
やっぱり、ちゃんとこうやっていろんなプロセスを経るには、
めちゃくちゃ根回ししなきゃいけないんですよ。
なので、
事前に関係する政審だったら、政審メンバーの先生方のところに行って
「こういうことを今度出しますんで、
ぜひご承認よろしくお願いします」
みたいな根回しをしっかりして、
それで通過していくというような形になります。
これが全く根回しができてないと途中で止まっちゃうので、
ここをしっかりとやっていかなきゃいけないんですけど、
時間がないというか、時間が取りづらいんですよ。
僕だけのスケジュールならいいんですけど、
なんせ政審のメンバーの先生方っていうのは、
僕の多分10倍くらい忙しい人たちなんで
全くスケジュールが取れないんですね。
なので、
5分とか10分くらいで、ばあっと説明しなきゃいけないので
説明スキルが求められます。
そういう意味では社会人の経験、
僕はNTTドコモで働いてましたけども、
この経験があって、本当によかったなというふうに思います。
これなかったらきついよね。
だからやっぱりね、
政治家を目指す人は、いきなり政治家になるんじゃなくて
社会人を経験
してからの方がいいと思います。
いろんな人といろんなことをプロジェクトをやってきたような人だと
政治家になっても、
その先の進め方がわかるんじゃないかなと思います。
喋りながら歩いているので、
すごく息切れし始めました。
まもなく六本木の交差点に差し掛かります。
何分くらい喋っただろう。
8分ぐらい喋ったのか。
というわけで、歩きながらのお話だったので聞きづらかったかもしれませんが、
今日は
この時期、川崎 ひでとは何をしているのか
ということをご紹介させていただきました。
またこうやって政治家って何やってるのみたいな感じのシリーズをやろうと思いますので、ぜひ聴いてください。
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