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【毎週ひでトーク】ドイツ国籍法改正と日本の移民政策



音声配信はコチラから



おっはよーございます!川崎ひでとです。 今朝も【毎週ひでトーク】をお聴きいただきありがとうございます!

この放送では、私IT企業出身の衆議院議員川崎ひでとが、気になる政治ニュースやテクノロジーニュース、自分が思っていることなどなどをご紹介してまいります。

そして、この放送は


働きたいママたちを応援する事業支援サービス#Anymamaさんを通じて、ママさんに文字起こしをしてもらっています。

noteとブログに掲載しておりますので、そちらもご覧ください。

それではいってみましょう!



 

さあ、 オープニングをちょっと変えてみました。



実はですね、 今僕は、ドイツのベルリンに来ていて、 ベルリンのホテルで、 朝、これを録音しています。



時差が7時間あるので、 明日の【毎週ひでトーク】の時間に合わせようと思うと、 実は撮る時間がないなと思って、 今これを録音しているんですけれども。

もう、思いっきり時差ボケですね。



ものすごく早い時間(4時くらい)に目が覚めちゃって、 なかなか寝付けなかったので、 スタエフを何回も聴いてみたら、


オープニングがちょっと暗いから、 撮り直してみようかな


ということで、 今撮り直しをして、 今回、Newオープニングとしてスタートいたしました。

さあ、 昨日からドイツに入って、 ここから約1週間、滞在をすることになりますが、


昨日は、ドイツの元首相のヴルフさん、 そしてドイツの議員連盟の皆さまと 懇談をさせていただきました。


けっこう衝撃的だったのは、


ドイツ国籍法を見直す


ということだったので、

今日はそれについて、 お話をさせていただきたいなと思います。

ドイツ国籍法っていうものなんですが、 もともと、ドイツも日本と同じように、 少子化


が進んでいる国なんですね。



ドイツも、出生率が1.4くらい。 かなり日本と近しい数字になっています。


なので、ドイツも労働力人口が かなり減ってきてるという意味では、 日本と同じなんですけれども、



今回ですね、 閣議決定をされたようなんですが、 「ドイツの国籍法を見直そうよ」 っていう案が出てきています。 これはですね、

かなり緩くした感じで、


もっともっとドイツに流入してくる・移民してくる人材を増やそう


というようなところから来ています。


たとえば、 ドイツは、これまではドイツ国籍を取得するために、 原則8年間、 ドイツに住まなきゃいけなかったんですけれども、


今回は、 それを5年間にしようっていうものですとか、


あとは、語学力のレベルも、 「B1レベル」っていう レベルを取得しないと駄目だっていうものを これがちょっと緩くなって、 一生懸命やったけれど、 B1レベルの取得がちょっと難しいよっていう人は、 口頭試験のみ


っていうような、 ここも、緩くなる対応をされています。



そしてびっくりなのが、


二重国籍を認める


っていうことなんですね。



これまでは、 ドイツはトルコ人の移民が多いんですけれど、 トルコから来る場合は、 トルコ国籍を放棄して、 ドイツに入ってくるということを しなきゃいけなかったんです。

でも今度からは、 そのトルコ人としての国籍も持っててOKよ、と。

国籍を持ったうえで、 同一国籍を取得するという、 この「二重国籍もOKよ」という要件にするみたいなんです。



かなりこれ、規制緩和を行うような形で 議連のメンバーもいろいろ言ってたんですが、 とりあえずこういう形でやってみて、 どういうような成果があるかを これからウォッチしていきます。 というのが、そのお答えでした。



いっぽうで、 我々日本はどうかっていうと、 こういう大きな移民政策ということまでは、 まだ踏み込んでいません。

あくまでも、 労働力人口を何とか補おうというものと、

あとは当然ながら、 日本人の出生率を増やそうという、

この2軸で考えています。


出生率って、当然ながら増やすために 様々な子育て政策をやるんですけれども。 そのために、「こども家庭庁」もつくったしね。

でも、「出生率が増える」っていうのは時間がかかるし、 そして生まれた子たちが、 いざ「労働力人口」としてカウントできるのって、 16歳とか18歳とかが最低だとすると、 16年くらいかかっちゃうので、 その間に、 足りない労働力人口を 外国人労働者で埋める、

というような政策をやっています。



もちろん当然メリットはあって、

まず労働力が増えるということ。


そして当然ながら、 新たな消費者(その人たちも日本に住むわけだから) としてカウントされるし、


その中から、 もしかしたら、起業家みたいな人が増えるかもしれないので、 経済活動が活発化する可能性 当然ながらありますと。 そして、 日本はこれまで鎖国なんかを江戸時代にやっていましたけれど、 これとは真逆で、 国際的な交流が一気に増えて、 多様な文化と触れるチャンスがあるので、 その中から、 イノベーションが生まれやすくなるんじゃないかなと。

あとは、 少子高齢化という時代において、 今、社会保障制度が持続できるかどうかっていう、 かなり際どいところにいるんですけども、 ここに若い層が入ってくれば、 社会保障制度を持続的に運営できる という可能性があります。 いっぽうで、もちろん懸念点もあります。


当然ながら、 文化が違う人たちが入ってくるので、 文化的なすれ違いや摩擦、

誤解が生じることもあるかもしれませんし、 外国人の犯罪が今でもあるので、 これが一気に増加しちゃうっていう 可能性もありますよね。 それ以外に、 その外国人の子どもたちが入ってきたときに、

保育園の先生たちは、 言葉ももちろん、文化も壁があるので、 すごく大変なんですよね。



僕の地元の鈴鹿市の、 とある保育園も、 何十種の人種を受け入れているので、 文化が違って、先生も本当に苦労をされています。

なので、これをケアできるように、

保育園の先生方の労働賃金をあげたり、 「加配」って言って、 外国人と対応できるような先生を増やしたときには、 プラスアルファのお金を園に払う っていうことも、やっているんですけども。

そうは言っても、 そんなに急に日本の中でも 外国の文化に順応しているような保育園の先生って なかなかいないので、 やっぱりこの面でも人材確保っていうのは、 考えなきゃいけないと思っています。


それらも踏まえて、 労働力を補うために、 外国人労働者を入れるということをやっていますけれど、


それがイコール移民政策としてやるっていうことは、 実は今、どの政党も発信はしてなくて、

まずは、 直近の課題で労働力をしっかりと埋めると。



そしてそれと同時に、


少子化対策をしっかりやって、 日本人の子どもたちが生まれて、 人口がまた増えるというような世界を しっかりと作り上げていこうというようなことを 今、考えております。

今日は、ドイツ視察を踏まえて、 まずこのドイツ国籍法というものと 日本の移民政策っていうものについて、 お話をさせていただきました。


誤解がないように言っておきますけれども、 日本は、移民政策を進めているわけではありません。

あくまで足りない労働力人口を 外国人労働者で、 何とかカバーしようというような政策をやっております。

というわけ、

今日の【毎週ひでトーク】は、この辺で終了いたします。



それでは皆さま、 今日も1日、張り切っていきましょう! じゃあね!





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