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【毎週ひでトーク】教育DX化の難しさ

音声配信はコチラから おっはよーございます! 川崎ひでとです。 今朝も【毎週ひでトーク】を お聴きいただきありがとうございます! この放送では、 私IT企業出身の衆議院議員川崎ひでとが、

気になる政治ニュースやテクノロジーニュース、 自分が思っていることなどなどをご紹介してまいります。 そして、この放送は働きたいママたちを応援する事業支援サービス 「Anymama」さんを通じて、ママさんに文字起こしをしてもらっています。 noteとブログに掲載しておりますので、そちらもご覧ください。 それではいってみましょう!


 

今日はですね、教育ICTの難しさについて お話をしようと思います。 実際に現場に行って 話聞かないとわかんないよねという まさに政治家の本分とも言えるべき出来事が この間ありました。


教育ICT化というのはですね学校の中に、

いわゆるデジタル機器、

ICT機器をしっかりと導入して

そして、学校の先生のお仕事を軽減させるとともに

教育の仕方っていうものもどんどんDXしていきましょうね

っていうことなんですけれども、


昨今よく言われているのはですね、

もう皆さんもご存知の通り、

教員になりたい人がいない っていうこの人手不足問題と、

そしてその原因ともなっている

学校の先生の仕事量の多さというのが、

この教育ICTを進める大きな起源となっているわけですね


学校の先生の仕事って

皆様もねこれ聞いていらっしゃる方、

学生の方は今を見ていただければいいですし、

ずいぶん前にね学生をやった方々は

先生の当時の行動を思い出してほしいんですけれども、

学校の先生の仕事っていうのはですね、

大きく分けると 教務」というまさに教える仕事と 公務」学校の仕事の二つにわかれます。


この教務と公務というのをこの二つをですね

先生たちはやっているので、

当然残業量が多くなってしまうわけですよね。


それでこのICT、

いわゆるデジタル化をしていくことによって、

先生たちの仕事の軽減を図ろうとこうなってくるとですね、


どちらかというと

教務より公務の方となり学校での事務、

作業の方を効率化した方が、

手っ取り早いところがあるので、


こういったところに、

例えばクラウド化をして

例えばGoogleのねツールを使って、

作業を楽にするっていうようなことがあったりとか、

あるいは最近で言えばAIなんかを用いて

作業を楽にするなんていうこともあると思うんですけれども、


実はこの部分がですね、

なかなかうまくいかないというのが、

この月曜日に実際に学校に行って

校長先生・教頭先生にお話を聞いてわかったことです。


これをね、今日は

ちょっと共有したいと思います。


何がこのICT化、DX化の阻害要因になっているか

いうところなんですけれども、


何かね例えば学校の先生が

中間テストや期末テストをもちろん作らなきゃいけない

とこういうときにAIなんかをつ使えば、

作業量ってものすごく減るよねっていうところを

お話をさせてもらったんですけれども、


お邪魔した学校の先生方方の感触を聞くとですね、

そんなにこの作業量として多いわけでもないし

苦労しているわけでもないというようなお答えだったんですね。


元々結構テストを作る上での

ガイドラインみたいなものもあって、

そんなにそもそも苦じゃない 作業として苦じゃないっていうのが根本としてありますと。 なのでそこにITを導入することの良さっていうのは

先生方にはあんまり伝わってないですと。 そしてですね、


他にも例えば学校のね欠席連絡みたいなものがあるじゃないすか。


ああいうのも LINEとかでポンとできると便利じゃないですか っていうなところがよくあるんですけれども、 これもですね中学校とか小学校、 特に小学校ですね、 小学校の子たちはどうしても 自分たち携帯持ってないですからね、 親の携帯から親御さんが、 「うちの娘今日熱出したので休みます」 とかっていうような連絡を親がするわけですよ。 ところが、中学とか高校になって自分たちで 携帯電話を持ち始めてLINEをし始めるとですね、 あの簡単に欠席連絡が入れられてしまうと こうしてしまうとですね 何がつらくて学校に来ないのか。 体調不良という理由でLINEでポンと

飛ばされてしまうんだけれども

実は学校に来るのが嫌だ、

例えばいじめとかね、

こういう原因があって学校に来るのが嫌だ

っていうようなものかもしれないし、

あるいは別の事情かもしれないし、

こういう生徒の本当の考え、

心の中っていうところにアクセスできないってのは

このDX化をしてしまった弊害だというふうな形なんですね。


なので僕が昨日行った学校っていうのは

やっぱりこういう連絡は、

LINEじゃなくて直接電話で先生にすること

っていうことを決めたらしいんです。


それ以外にもですね、

何が学校の先生方の残業の要因になっちゃってるか

っていうのを聞いたときにですね、


実際は、例えば生徒さんがもう学校行きたくないとか

つらいとかって言ったときに、

親御さんにね、先生がアクセスするときに、

共働きの人が多くて

親御さんとアクセスを取れる時間帯っていうのが

やっぱりなんか夜の8時とか、

それくらいになっちゃうらしいんです。


その時間帯になったときに、

先生方は自分たちの携帯電話で

家から親御さんに話をするんではなくて、

学校で問題点、その子がどういうふうに言ってたかっていうのを

学校の教員室で親御さんに電話するらしいんです、


これはですね、

先生もやっぱり当然ながら人なので、

学校の時間6時とかに終わって家に帰ってきて

プライベートタイムのときに急にそのね、

親御さんとアクセスできて、

この子の悩みとかを共有するってなると

どっからがプライベートでどっからが学校の仕事なのか

っていうのがだんだん線引きが

はっきりしなくなっちゃって、


しかもね、すごく思春期の子の

センシティブな話になってくるので、

先生たちも精神的に参っちゃう

っていうのがあるんですよね

確かにそれはそうだなというふうに思います。


こういったところがですね

実はなかなかDXで解決できるかというと

今んところはかなり難しいですね

っていうのが先生方のお話でした。


これをですね、

実は現場の先生方に聞いて

僕は初めて知ったことになります。


何となく今まではね、

一応、様々な部会とかで、文部科学部会、とか

あるいは教育ICT議員連盟とかで

いろんな先生からお話は聞いてたんですけども、

やっぱりこういう

現場の先生の声っていうのを

しっかりと聞くっていうのがすごく大切なんだな

ということを改めて感じました。



もちろんね、 やっぱりDXの力を使っていかないと、

先生たちのつらい仕事ってのは

いつまでも解消されないので、

どんな些細なことでもですね、

このデジタルの力を使って

削減ができるんだったら

どんどんしていかなきゃいけないかな

というふうに思います。


その上で、ここはDXデジタルの力じゃなくて

やっぱり先生と生徒の心を通わせながら

やっていかなきゃいけないね

というところはしっかりと残さなきゃいけない。


こういうところを、

あの現場の先生方のお話を聞きながら、

文部科学省もそして我々政治家も

やっていかなければならないんじゃないかな

ということを改めて感じました。


というわけで今日はですね、

教育ICT・教育DX化の難しさというところで

お話をさせていただきました。


 

今日の【毎週ひでトーク】は、この辺で終了いたします。

それでは今週1週間 張り切っていきましょう。じゃあね。



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