音声配信はコチラから
おっはよーございます!川崎ひでとです。
今朝も【毎週ひでトーク】をお聴きいただきありがとうございます!
この放送では、私IT企業出身の衆議院議員川崎ひでとが、気になる政治ニュースやテクノロジーニュース、自分が思っていることなどなどをご紹介してまいります。
そして、この放送は
働きたいママたちを応援する事業支援サービス「Anymama」さんを通じて、ママさんに文字起こしをしてもらっています。
noteとブログに掲載しておりますので、そちらもご覧ください。
それではいってみましょう!
さあ今日はですね、
株式会社PoliPoli、Policy Found設立
というタイトルで、 お話をさせていただこうと思います。
『株式会社PoliPoli』さんというところは、 政治に関するサービスを 様々な展開をしてくれているんですけれど、
たとえば、会社名と同じサービス名で、 『PoliPoli』というのは、
僕たち政治家が政策をやるうえで、
皆さまからご意見が欲しい場合や、 皆さまから「こういう政策をつくってほしい」みたいなご意見を集約する、 プラットフォームを提供してくれていたり、
そのほかに、 『PoliPoli Gov』とか『PoliPoli Enterprise』など、 様々な政策に関わるサービスを やってくれている会社があります。 自民党でやっている、 YouTube番組『CafeSta』の企画のひとつ、『ポリスタ』も、 このPoliPoliさんと僕とで一緒にやっているんですが、
この社長の伊藤和真さんが、 『Policy Fund』というのを新たに設立されました。
この『Policy Fund』というのは、 どういうものかというと、
そもそも日本っていうのは、 外国のように「ロビイング活動」っていうのが、 あまりありません。
企業が寄付するとか、 そういう文化があまり無いのが、日本の特徴です。
もっと言うと、 寄付などという話になると、 (最近もちょっとありましたけど) 汚職とか、こういうイメージもついてしまっているので、 なかなか思うように寄付が募れなくて、
その結果、
世界に比べて、政策スピードが大きく遅れてしまっている
という現状があります。 これを憂いた社長伊藤和真さんが、 今回この『Policy Fund』っていうのを立ち上げてくれました。
どういうものかっていうと、 これね、 フローレンスっていう会社の駒崎さんの講演が すごい僕の中で響いたんですけれども。
こういう寓話があって、
旅人が旅をしていると、目の前に川が流れていますと。 そこで溺れている赤ん坊がいましたと。
慌ててその赤ん坊を助けて、岸に連れて行くと、 もう1人また、 溺れた赤ん坊が川上から流れてきました。
またその後も助けました。 もう1人また流れてきました。
助けました。 流れてきました。 助けました。
みたいなことがあって、 旅人は一生懸命、 その子どもを救うために頑張るわけですけれども、
実は、これの根本的な問題はですね、
「川上でこの赤ん坊を川に投げ入れる、悪い男性がいる」
っていう実態なんですね。 本当は、その男性のそういう行為をやめさせたいけれど、
目の前の課題解決、 つまり赤ん坊を救うことに必死で、 その川上の悪い男性を止めることができないと。 まさにこれが、 今の政治、あるいは社会を映し出しているもので、
本当は、社会課題を解決したいんだけれども、 なかなかお金が無くて、 社会解決ができない。
あるいは、
もっとよい法律を作ってほしいんだけれど、 それを提言するだけの余力や尽力、 資金面が足りないっていうような方たちが よくいらっしゃいます。
最近は、社会の問題も複雑化していて、
政府自体も、 何か社会課題をし解決しようと思ったときに 実証実験を行って、「これって、いけるよね」 っていう確証を得て政策が実行されるので、
実行されるまでに、 すごくプロセスが多いんですよね。
これって社会的にもよくないなと。 すぐに課題っていうのは解決しなきゃいけないと。
こうなったときに、 この『Policy Fund』を使って、 企業の社長さんとかから寄付を募って、 まずはスモールで政策を1回やってみると。
自分たちのところで、 この実証実験を行ったうえで、 そのデータの蓄積や知見を持って政府に政策提言をすれば、
政府のほうも、 そこにリソースを割かなくて済むので、 早い段階で政策が実現すると。
政府にとってもいいし、 そして社会課題を解決してほしいと願っている方に、すごくいい。 というような、 Win-Winの関係性をつくれる。
こうした世界を目指してつくってくれたのが、
この『Policy Fund』です。
まさに
「政策版ベンチャーキャピタル」
みたいなイメージなんですけども。
この設立趣意のプレゼンを聞いたときに、 私、政治家として思ったことが、
こうやって提言をしてもらう質とかが、 これでグっと高まるなと思う一方で、
この提言を受け取るのは我々政治家なので、 政治家自身も彼らと同じ熱量、 そして責任を持って、 この提言を受け取り、行動に移さなきゃいけないな、と。 もちろん、今でもそれはやっているんですけども、
より一層、
その政策を実現するための努力、質を高めなきゃいけない
というのをすごく感じました。
『Policy Fund』を使って 社会課題を解決したいという方は、 寄付をするわけだから、 すごく思い入れが強いはずなんです。 思いがすごく強いっていうのは、 まさに、このシステムで表しているんですけども。
そこに対して、 受け止める政治家の質が悪いと、 これはもうどうにもならないと。 政策をやる人たちは熱量が高いのに、 受け取る側の政治家の熱量が低いと、 どうしても政治スピードって遅くなってしまいます。 なので、これを受け止める政治家も、 この『Policy Fund』というものの設立趣意を しっかりと理解しておくべきだな、
と思います。
少なからず、 レセプションパーティーに出席させていただいた僕や 野党・維新の音喜多さんは、 設立の趣意を理解をさせてもらったので、
これを通じて提案をいただいたものは、 しっかりと、熱意を持って答えたいと思います。 もちろん、この『Policy Fund』を通じなくても、 いろいろご要望や陳情など、 いただいたものに対して、 責任を持って果たしていきたいと思いますけれど、
それ以外に、 「世の中の社会解決は、みんなでやってこうよ」 っていうような意識を持った人たちが、 こうやって民間の中にもいて、 そして、 それを政策として実現させるっていうために、 この『Policy Fund』つくってくれて、
その先に僕たちがいるとなったら、
このハシゴを途中で外すことは
政治家としてやってはいけないので、
しっかりと意識として持って、頑張っていきたいと思います。
というわけで今日は、 「株式会社PoliPoli、Policy Fundを設立」 という内容で、お話をさせていただきました。
今日は9月13日、 皆さんもご存知だと思うんですけども、 岸田内閣の新人事が発表されます。
昨日の夜の時点で内定は出ているんですが、 今日、正式に決定がされます。
その後、党の役員人事、 政務官や副大臣のクラスが決まってくるので、 多分来週くらいには、 人事がどうなっているか、発表できると思います。
岸田新内閣どういうふうにスタートするのか、 私も楽しみでございます。
というわけで今日も皆さま、張り切っていきましょう。
じゃあね!
■PoliPoli
■Policy Fund
■フローレンス
Comentarios