【ホンネ会議 #02】【自治体の皆様必聴!】水道DX!めっちゃいい話なんだけど、大きな課題がっ‼️ホンネ会議
- HIDETO KAWASAKI
- 3月21日
- 読了時間: 4分
更新日:3月28日
⚠️こちらの記事はSpotifyのビデオポッドキャスト”川崎 ひでとのホンネ会議”を文字起こしし、生成AIにて自動要約させたものです。
📻音声配信についてはコチラから
どうも皆さんこんにちは!衆議院議員の川崎ひでとです。
Spotifyのビデオポッドキャスト「川崎ひでとのホンネ会議」、第2回目が始まりました!このポッドキャストは、Appleポッドキャスト、Amazonポッドキャスト、YouTubeポッドキャストなど、様々なプラットフォームでも配信しています。YouTubeでは動画版も公開しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
さて、今回は、先日私が直接聞いたばかりの、ホヤホヤな情報をお届けしたいと思います。
水道スマートメーター、本格導入に向けて議論開始!
まずは、新聞記事からご紹介します。「水道スマートメーターから本格導入議論開始 国交省」という記事なのですが、国土交通省は、水道分野でスマートメーターを本格導入するための議論を始めたとのことです。
自治体の水道事業者ごとに導入が進められていますが、普及率はまだ1%未満というのが現状です。先日行われた有識者会合では、水道スマートメーターの導入メリットや普及拡大に向けたコストなどが話し合われ、導入コストが最大の課題であることが確認されました。今後は、経済性を確保するための検討を進めていく方針だそうです。
現在、水道スマートメーターを導入しているのは、全体の0.6%にあたる59事業者のみで、設置台数は約3万3000台、普及率は0.6%にとどまっています。東京都と大阪市は2030年代、静岡県は2027年度までに全戸導入する方針を表明しています。
水道スマートメーターって一体何?
「で、結局、水道スマートメーターって何なの?」という方もいるかもしれませんね。
簡単に言うと、ご自宅の水道メーターに電波の送受信機を取り付け、水道の使用量をリアルタイムで把握できるシステムのことです。 これまでのように、作業員の方が家の水道メーターがある場所まで来て、蓋を開けてチェックする必要がなくなるというわけです。
実はこの話、私は中部電力さんから教えてもらったんです。
中部電力さんでは、すでに電気のスマートメーターが導入されています。各家庭の電気メーターがスマートメーターになっており、電気の使用量が自動的に中部電力に送られる仕組みです。
水道メーターはというと、大体は地下に設置されているため、NTTドコモやauなどの電波を直接当てて使用量を確認するのは難しい場合があります。特に地方や山間部では、電波が届かないこともあるんですよね。
そこで中部電力さんでは、電気メーターを介して水道の使用量を本部に送るという仕組みを導入しています。 LPガスなども同様に、水道メーターを中継地点として使用することで、使用量を把握しているそうです。 この方法だと、精度も高いし、コストも抑えられるというメリットがあるんですよ。
スマートメーター導入で何ができるようになるの?
スマートメーターが導入されると、検針作業が効率化されるだけでなく、様々なメリットがあります。
例えば、高齢者の方の見守り。 一人暮らしの高齢者の方がいるご家庭では、水道メーターの動きが止まっていれば、異変に気付くことができます。 現状では、毎日水道メーターを確認するわけではないので、スマートメーターによってほぼリアルタイムでの見守りが可能になるというのは、大きな安心材料になりますよね。
電気の使用量などと組み合わせれば、さらに詳細な状況把握も可能です。
他にも、LPガスなどの残量をリアルタイムで把握でき、配送の効率化にも繋がります。 水道管の老朽化による漏水も、スマートメーターによって検知しやすくなります。
導入コストという大きな課題
このように、水道スマートメーターの導入は様々なメリットがある一方で、導入コストという大きな課題があります。
通常の水道メーターは1個あたり3500円程度なのに対し、水道スマートメーターは2万3700円と、6~7倍の価格になってしまいます。 人件費も、1ヶ所あたり700円から1400円に倍増してしまうため、導入コストが大きな負担となってしまうのです。
課題解決に向けて
この課題を解決するためには、国土交通省のデジタル田園都市国家構想交付金などの補助金をもっと活用して、初期コストを抑える必要があります。
また、メーターも大量に発注することで単価を下げることができるので、各市町村が連携して導入を進めるのが理想的です。
私の地元である三重県を例に挙げると、南部の市町村は導入に積極的なのですが、鈴鹿市や津市などの都市部での導入が進んでいません。 これらの都市が導入に踏み切れば、発注数が増えてコストダウンにも繋がるはずです。
水道議連事務局長として
現在、私は水道議連の事務局長を務めています。 スマート水道メーターの導入に向けて、国土交通省でしっかりと予算を確保できるように活動していくことが、今の私の重要な仕事だと考えています。
今回は、水道メーターのスマート化に関する現状と課題についてお話させていただきました。
それでは、また次回の「川崎ひでとのホンネ会議」でお会いしましょう!
Comments