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【ホンネ会議 #04】もうID・パスワードに振り回されない!未来のネット生活を語る

更新日:3月28日

⚠️こちらの記事はSpotifyのビデオポッドキャスト”川崎 ひでとのホンネ会議”を文字起こしし、生成AIにて自動要約させたものです。


📻音声配信についてはコチラから



 

どうも皆さんこんにちは!衆議院議員の川崎ひでとです。


「川崎ひでとのホンネ会議」、第4回目となりました!今日もこのビデオポッドキャストを見て、そして聞いていただき、本当にありがとうございます。


今日は、皆さんのインターネットライフを大きく変えるかもしれない、注目のテクノロジーについてお話したいと思います。


私が自民党の政策としてずっと取り組んできた、Web3.0関連のお話です。 といっても、今日は難しい専門用語は極力使わず、皆さんに「それ、あったらめっちゃ便利じゃん!」と共感してもらえるような内容にしたいと思っています。



今日ご紹介するのは、「DID(分散型ID)」というものです。


皆さん、日頃からたくさんのインターネットサービスを利用する中で、IDやパスワードの管理に苦労しているのではないでしょうか?今日は、そんな悩みを解決してくれるかもしれない、DIDについて解説していきます。



なぜ今、DIDの話をするのか?


実は最近、私自身のFacebookアカウントとInstagramのプライベートアカウントが、Meta社によっていきなり停止されてしまったんです。本当に困っていて、怒りすら覚える出来事でした。

この経験が、今日のテーマであるDIDについて話したいと思ったきっかけです。



ID・パスワード問題、あなたは大丈夫?


皆さん、オンラインショッピングやSNSなど、様々なインターネットサービスを利用する際、それぞれのサービスごとにIDやパスワードを設定する必要がありますよね。

パスワードも、8文字でOKなところもあれば、10文字以上必要なところも。 大文字、数字、記号をすべて入れなければならないなど、サービスによってルールが異なり、管理が本当に大変です。


ついつい同じパスワードを使い回してしまっている人もいるかもしれませんが、それは非常に危険です!


記憶に新しいところでは、ある中学生と高校生が、ID・パスワードを販売するサイトで33億個ものID・パスワードを購入し、それを使って楽天モバイルの携帯電話を契約したという事件がありました。


これも、多くの人がパスワードを使い回していることが原因で起きた事件です。



最近では、GoogleアカウントやFacebookアカウントなどでログインできるサービスも増えてきました。X(旧Twitter)やLINEなどのアカウントで、他のサイトにログインする人も多いと思います。



確かに便利ではありますが、ここに大きな落とし穴があるんです。


冒頭でお話したように、私はいきなりFacebookのアカウントが使えなくなってしまいました。 Facebookアカウントで登録していた様々なサービスも、当然使えなくなってしまったんです。



各社の問い合わせ窓口に連絡して、「Facebookアカウントが停止してサービスを利用できない状況です。どうすれば良いですか?」と何度も問い合わせをする羽目になり、本当に面倒で仕方ありませんでした。



もし、利用しているSNSのアカウントが突然停止してしまったら…。 あなたも同じような状況に陥ってしまうかもしれません。


このように、ID・パスワードを特定の企業に依存していると、いざという時にサービスを利用できなくなる可能性があるのです。


そこで、DID(分散型ID)という仕組みがあれば、このような問題は解決できるのではないかと考えました。



DID(分散型ID)って何?


DIDは、「インターネット上のマイナンバーカード」のようなものだと考えてください。

GoogleやFacebookのような特定の管理者がいなくても、「あなたがあなたであることを証明」できる仕組みです。

このDIDがあれば、いちいちサービスごとにIDやパスワードを使い分ける必要がなくなります。

このDIDは、ブロックチェーンという技術を使うことで実現できます。



DIDで何ができるようになるの?


具体例を挙げながら、DIDで何ができるようになるのかを見ていきましょう。

例えば、私たちは自分の名前や住所などの個人情報を、市役所のシステムに管理してもらっています。 しかし、もしこの市役所のシステムが乗っ取られてしまったら、私たちの戸籍情報などが流出してしまう危険性があります。



また、最近では、学歴詐称などの経歴詐称をする人も問題になっています。 私自身も、選挙に立候補する際、マスコミから「本当に大学を卒業しているのか」と疑われ、大学の卒業証明書を取り寄せて提出するという、非常に面倒な手続きをさせられました。

大学が今もあるから良かったものの、もし大学が倒産してなくなっていたら、卒業したことの証明ができなくなってしまいます。 海外の大学の場合、すぐに証明書を発行してもらえないケースもあるでしょう。


小池都知事のカイロ大学卒業問題もそうですが、DIDがあれば、大学に問い合わせをしなくても、自分がその大学を卒業したことの証明ができるようになります。

DIDは、特定の機関に依存することなく、みんなで学歴や職歴などの情報を証明し合うことができる仕組みなのです。



このような仕組みが普及すれば、私たちのセキュリティリスクを回避できるだけでなく、様々な手続きを効率化することができます。


例えば、就職活動。 今の時代、会社に応募するたびにエントリーシートに名前や住所、学歴、職歴などを書かなければなりません。本当に面倒ですよね。

しかし、DIDに自分の学歴や職歴、資格などの情報が記録されていれば、このような手間は一切不要になります。 大学から企業への情報連携もスムーズになるでしょう。



DID、誰がやるべき?


DIDは、様々な企業がバラバラに開発してしまうと、結局使いにくいものになってしまうので、デジタル庁が中心となって、行政が主導で進めていくべきだと考えています。

行政が仕様を決め、DIDを構築することで、私たちはID・パスワードの管理から解放され、企業ごとに違うID・パスワードを設定する必要もなくなります。



何よりも、自分の個人情報は自分で管理できるようになるのが大きなメリットです。

実は、このDIDの推進については、私が担当した自民党Web3プロジェクトチームのホワイトペーパー(2024年版)にもしっかりと書かれています。


この提言をデジタル庁に受け取ってもらい、現在デジタル庁でDIDの開発が進められているという状況です。



もう、FacebookやGoogleなどの特定の企業に依存するのは危険です。


私自身、Meta社の不可解なポリシーによっていきなりアカウントを停止させられ、本当に不快な思いをしました。 本人確認のために、顔写真やマイナンバーカードの写し、2段階認証まで行ったにもかかわらず、です。


おそらく、Meta社がこのような対応を取らざるを得なくなったのは、詐欺や乗っ取りなどの被害が多発しているからでしょう。


今後、ID・パスワードのセキュリティをさらに向上させるためには、DIDの導入が不可欠だと私は考えています。



最後に


今日は、私自身のFacebookアカウントが停止された経験から、DID(分散型ID)の必要性についてお話させていただきました。


実はこの後、セミナーに登壇するので、今日はその空き時間を利用して収録しています。

それでは、また次回のホンネ会議でお会いしましょう!

 
 
 

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